私が宙奏曼荼羅を描いてみたいと強く思ったのは、長男の病死がきっかけでした。
一周忌を前に、供養として何かいい方法はないか探していたときに、偶然SNSで宙奏と出会いました。
長男の誕生日や祥月命日に合わせて描きあがった作品は仏前へお供えし、完成したよ、と報告しています。
息子の供養にと思い描きはじめた宙奏曼荼羅画ですが、いつしか自分自身の生きる支えにもなりました。
描いている途中に、息子を感じることもあります。
息子の声ではっきりと(ここはこの色!)と聴こえてくることもあります。
大好きな先輩から「お二人の共同制作ですね」とのお言葉もいただきました。
息子のため、そして自分のために、私はこれからも描き続けようと思っています。
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今年も北海道合同展に参加させていただけることに感謝いたします。
写真の作品は、初めてのオーダー品です。
宙奏曼荼羅が、もっとたくさんの方たちのもとで光輝きますように。
宙奏を描くことができる平和な日々がずっと続きますように。
(WEBサイト)北海道大空町・画房こぐまーなの森 http://jinnofarm.xsrv.jp/sorakanamandara/