
吸った息を吐くのも忘れ
最後の点を打って、作品が出来上がりました。
昨年から「瞑想」を毎朝の日課にし始めたこともあって
今回の作品は、
お互いに呼吸を合わせるかのように
進んできました。
そのせいか
描いている最中も目の端で動いているように見えて
だんだん生き物を相手にしているような感覚となっていきます。
腕の下の大きな紙が生き物に思える瞬間
気持ちはひるんでいきます。
あなたをきちんと描けるだろうか。
そんな風に。
紙から離れ、
大きく息を吸って
深いところでしっかりと結ばれていることを確認して
息を吐きながら紙に覆いかぶさる自分を
傍から見つめるような時間が
終わりました。
長い旅の最後はいつも寂しいものです。
後は皆様のお目と心に触れられたら幸せです。
会場でお目にかかれることを楽しみにしております。
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